大切な家庭料理のために
美しい三陸の海に抱かれた町で、ヤマニ醤油は明治元年に創業しました。小さな蔵元ですが私どもの願いは、毎日の大切な食事の中で料理を担う側にも、そしてそれを食べる側にも最高の気持ちを味わってもらう、その一助になることです。また御用聞きという姿勢を一貫して変えることなく、皆様が本当に望んでいるものをふれあいの中から1本1本丹念に作り続けて行きたいと考えています。私どものこの思いが製品を通じて皆様の一生のお役に立つことを願っています。(震災前のヤマニ醤油のパンフレットより)
ヤマニ醤油の歴史

- 江戸時代に旧米崎村の肝煎(きもいり)の要職にあった本家(屋号/糠塚)の九代目の当主・新沼菊之助は、江戸時代に開花した醤油(こいくち)の醸造技術を明治元年に家業の農業に取り入れて6次産業化した。
- 現在のヤマニ醤油の初代となる新沼善吉は、本家の二男として旧米崎村(現米崎町)で誕生する。明治34年の分家の際に本家から醤油事業を譲り受けて旧高田村(現高田町)で新沼善吉醸造として独立する。
- 二代目は初代新沼善吉の二男(新沼卓治)が継ぎ、後に新沼善吉を襲名する。その二代目が昭和29年4月2日に現在のヤマニ醤油株式会社を設立し、代表取締役社長として地元に根差した会社の礎を築く。
- 三代目は二代目新沼善吉の長男(新沼健一)が継ぎ、生涯にわたり醤油職人として今日のヤマニ醤油の味の礎を築く。二代目新沼善吉の逝去に伴い、代表取締役社長に就任するが新沼善吉は襲名しない。
- 四代目は三代目新沼健一の長男(新沼茂幸)が継ぎ、三代目の逝去に伴い、代表取締役社長に就任する。主力商品や会社組織を適宜進化させながら、平成23年の東日本大震災後は企業提携に舵を切った。
※震災後は秘伝のレシピ、製法をもとに協力企業に製造をお願いしています。
会社概要
商号 | ヤマニ醤油株式会社 |
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創業 | 明治元年(1868年) |
設立 | 昭和29年4月2日 |
役員 | 代表取締役社長 新沼茂幸 取締役専務 新沼幸子 |
資本金 | 1,000万円 |
取引銀行 | 岩手銀行高田支店 |
所在地
本社 | 〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字洞の沢43 |
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本社事務所 | 〒020-0025 岩手県盛岡市大沢川原3-8-45リバーパーク直久403 電話 080-1850-2151 / FAX 019-681-7684 |
提携醤油蔵 | 〒028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区417番地 (協力企業) 電話 0198-29-5675 / FAX 0198-29-5676 |
提携味噌蔵 | 〒028-7541 岩手県八幡平市寺志田165-28(協力会社) 電話0195-63-1700 / FAX0195-68-7130 |
高田営業所 | 〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字大町104番地1(協力企業) 電話 0192-47-4347 / FAX 0192-47-4348 |
花巻営業所 | 〒028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区417番地(協力企業) 電話 0198-29-5675 / FAX 0198-29-5676 |
盛岡営業所 | 〒020-0025 岩手県盛岡市大沢川原3-8-45リバーパーク直久403(本社直営) 電話 090-4887-5671 / FAX 019-681-7684 |
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